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神学研究科について

宗教の学術的分析を基軸に知的洞察力と広い視野を養う。

神学研究科とは?

神学は日本では耳慣れない学問ですが、欧米では中世以来、大学の歴史とともに歩んできた伝統ある学問です。欧米の長い歴史と伝統のある大学には、必ず神学部・神学研究科が設置されています。
本学神学部・神学研究科は、わが国で最も長い歴史を持つ神学の教育・研究機関です。神学研究科には1950年に修士課程、53年に博士課程が設置されました。現在は博士課程(前期課程)、博士課程(後期課程)となって、活発な教育研究活動を続けています。
人類史上、宗教を伴わなかった時代や社会はありません。現在も、世界のあらゆる地域において、宗教はプラス・マイナス両面で、大きな役割を果たしています。特に2001年の「9.11」以降の世界情勢を見る時、宗教についての理解なくして、世界を正しく理解するのは不可能であるということが明らかになってきました。残念なことに、宗教を学問的に研究する場は、日本には多くはありません。それゆえ、同志社大学大学院神学研究科という教育・研究機関は日本において大変貴重な存在であるといえます。
また神学研究は、「病の治療」を課題として、諸学問の最新の成果を摂取しつつ発展していく医学に似ています。神学も、人間の営みである宗教とそれに関わる文化や社会を研究対象とし、いろいろな学問の方法や成果を取り入れながら、私たちの生きる意味と私たちの目指すべき方向を探求します。今日、この複雑な世界や社会の中で、広い視野と優れたバランス感覚を持って行動できる人間が求められています。人類が作りあげ蓄積してきた、生きるための知恵である宗教を批判的・学際的に分析することを通して、幅の広い人間理解と深い知的洞察力を身につけることができるはずです。

21世紀COEプログラムに採択・「一神教学際研究コース」設置

神学研究科では、同志社設立の精神に基づいて、プロテスタントのキリスト教を主たる研究対象とし、他の宗教も視野に入れつつ、宗教現象の学際的・総合的な研究を志してきました。さらに2003年度から、キリスト教研究のさらなる充実を図りながら、従来のキリスト教研究に加えて、ユダヤ教研究とイスラーム研究を積極的に導入し、その研究対象を「一神教研究」に拡大させました。
2003年度には、神学研究科を中核拠点とするプロジェクト「一神教の学際的研究—文明の共存と安全保障の視点から」が文部科学省の「21世紀COEプログラム」に採択され、神学研究科は世界最高水準の研究拠点として発展しつつあります。COEプログラムのために拠出される補助金を活用して、教育拠点としても一層充実したものとなりました。具体的には、海外との学術交流を積極的に進めています。COEプログラムは2007年度で終了しましたが、2008年度には研究事業「一神教とその世界に関する基礎的・応用的研究拠点の形成」が文部科学省の「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」(2012年度まで)に選定されました。
2005年度には、「一神教学際研究コース」が設置されました。このコースで研鑽を積んだ修了生たちが、近い将来、国際社会で「文明共存のためのスペシャリスト」として活躍してくれることを願っています。

「京都・宗教系大学院連合」設立

神学研究科は、大谷大学大学院文学研究科、高野山大学大学院文学研究科、種智院大学仏教学部、花園大学大学院文学研究科、佛教大学大学院文学研究科、龍谷大学大学院文学研究科、龍谷大学大学院国際文化学研究科と連携して「京都・宗教系大学院連合(K-GURS)」を設立しています。学術情報の交換、研究者の人的交流、講演会やシンポジウムの共催、図書の相互貸し出しなどの活動に加え、2006年度からは単位互換制度も始まり、神学研究科生は京都の地の利を活かして様々な宗派の仏教も学べるようになりました。キリスト教、イスラーム、ユダヤ教を学ぶ者が仏教をはじめとする日本の宗教も視野に入れることにより、新たな神学研究の可能性を切り開いていくことが期待されています。

神学専攻 人材養成の目的

博士課程(前期課程)

神学研究科神学専攻博士課程(前期)は、人類が作り上げ蓄積してきた、生きるための知恵である宗教について、とりわけキリスト教、イスラーム、ユダヤ教という中東生まれの3つの一神教とその世界について、テキスト解釈をはじめとする批判的・分析的・学際的な研究をとおして、諸問題を的確に把握して対応するための広い人間理解と深い知的洞察力を身に付けて、キリスト教関連の高度なスペシャリストや宗教に関する高度な知識を持ったスペシャリストとして文明の共存に貢献する人材を養成することを目的とする。

博士課程(後期課程)

神学研究科神学専攻博士課程(後期)は、人類が作り上げ蓄積してきた、生きるための知恵である宗教について、とりわけキリスト教、イスラーム、ユダヤ教という中東生まれの3つの一神教とその世界について、テキスト解釈をはじめとする批判的・分析的・学際的な研究をとおして、諸問題を的確に把握して対応するための広い人間理解と深い知的洞察力を身に付けて、一神教の研究者、教育者、その他の高度なスペシャリストとして文明の共存に貢献する人材を養成することを目的とする。
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