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神学館礼拝堂(いばらの冠)

いばらの冠

神学館礼拝堂(チャペル)の構想と設計が検討された時、神学部教授会は礼拝堂にどのようなシンボルがふさわしいか討論を重ねました。キリスト教の伝統的な象徴は十字架ですが近年十字架の装飾化がすすみ、その深い意味が時折充分に表現されていないとの危惧を感じた教授会が達した結論はイエスの受難における茨の冠に十字架につながる意味を考え、これを聖餐のテーブルの上に吊り下げることでした。それ以来この象徴は礼拝堂に集まる多くの人々に深い感銘を与えています。

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